ルアーロッドの修理をやってみた!
目次
折れた!?
季節もだんだん肌寒い日も増え、そろそろ中型のイカの季節ですね!
本当はもっと早く小イカのシーズンから始めようとおもっていたのですが、最近はフカセにはまってしまい初動が遅れてしまいましたw
最近釣りサイトのホームページや釣り王国などを確認すると、良いサイズのイカが釣れています!
なので昨日、友達を誘ってエギングに行こうと思い倉庫にしまっていたエギングロッドのセフィアBBを出そうとしたのですが・・・
隣に置いていた打ち込みようのロッドに先端が引っかかっている ことに気づかず無理に引っ張ってしまい、先端が折れてしまいました。。。
中途半端な位置からぽっきり。。。。折れた原因もダサいにな~(汗)
去年の冬ごろに買い、まだ数回しか使っていないので、このまま捨てるのはもったいない!
それにロッド自体はとくに折れた以外では傷んではないので、自分の迂闊さが憎い!
とりあえずこのままでは使えないので最悪、次エギングロッドを買うまでのつなぎとして使えれば良い!
ってことで、直す方法があるかネットで調べて、やってみました!
直し方
必要なもの
ロッドを直すために必要な道具は下記の5つです!ただ「やすり」や「軍手」とかは人によっては不要なのでその時は3つかな。
・ライター
コンビニや100円均一など売っているような普通のライターで大丈夫です。
ガイドを外すために使用します。 ※下手にターボライターだと温度調整が難しく焦がす可能性があります。
・瞬間接着剤
釣り具用の接着剤は、瞬間接着あるあるのちょっと曲げたら接着しているところが パキッとなる(接着材が乾いたところが割れる)のが軽減されるように素材がソフトに なってます。
今回は行く時間もなかったため、近くのコンビニに売っていた瞬間接着材を使いました。 有名な黄色いやつです。
・軍手か厚手の布
ライターであぶるときに指で持つと危ないのと、折れたロッド部分をガイドから 外すと時に使用します。
ペンチとかでやってもいいですが、熱したガイドは曲がりやすいので、 下手にペンチでつかのでしまうと傷つけたり、曲げてしまう可能性があります。
せっかく直したのに、ガイドが曲がったりして糸が絡んで切れるようになることも考えられるので、できたらペンチはつかわないほうがいいです。
・カッター
ロッドの折れた断面を整えるために使用します。
またロッドは先端からだんだん太くなっていくため、 穂先をロッドにつける際にサイズが合わなくなるので、その時にロッドを削って穂先に入るように調整します。
・やすり
カッターだとガイドの太さに削る時に削りすぎる恐れがあるため、やすりで行う方がいいです。
全てカッターでいけるって言う人は不要。ただせっかく直すからにはきれいに仕上げたいと思うので使った方が無難です。
実際に直してみた
道具をそろえ、まず初めに折れた先端にくっついている、ガイド部分を外します。
外し方はライターで先端のガイドの鉄の部分をあぶります。
そうすると中に入っている接着剤の接着力がゆるくなり、ロッドからガイドを外すことができます。
ここでいくつかの注意事項があります。
自分のロッドもなんですが、最近のロッドはカーボンでできているのも多く、このカーボン(炭素)はかなり燃えやすい素材です!
そのため、火であぶるときは気を付けてやらないとすぐに燃えてしまいます!
またガイドの輪の真ん中はゴムになっているので火をあてないように注意が必要です!
火を当ててしまうと、溶けたり変形したりしてキャスティングの際に糸を傷つける原因になってしまいます!
あとここで早くガイドを外したいあまり、火を強くしてあぶると、焦げてしまうの遠くからゆっくりあぶり、それでも火力が足りない場合は徐々に近づけていった方がいいです。
急ぎすぎて、ガイドを一気に温めると、変色してしまうので。。。
ある程度ライターで温めたら、一度折れたところとガイドをもって引っ張ってみましょう。 少しねじりながら引っ張ってあげると取りやすいです。
これで外れなければ、温めが足りていないので再度ライターで温めてください。
無事ガイドが外れたら次に、本体側の折れたロッド部分を整えます。
ロッドの折れた断面を見たらわかると思ますが、割りばしを折った時のようにささくれのようになっており、 このままガイドを付けると、ロッドとガイドの接地面が少なくなってしまい、 接着力が低下します。
せっかく直すのに、接着力が引くと釣りの最中に外れてしまって釣りを中断ってなってしまうと、修理にまた時間が必要になってしまうのでそうならないように
折れた穂先のダメージのないところからスパっ切って、きれいな断面にしましょう!
へたにもったいないと思って中途半端な場所から切ると、そこから穂先がほつれて外れやすくなってしまうので!
次に、切った穂先に外しガイドを付けようとすると、短くした分穂先にが太くなっているため、そのままつけることができません。
いったん、ガイドが付けれるようにカッター・やすりで少しずつロッドの先端を削りましょう。
あまり削りすぎると外れやすくなってしまうので、穂先につけてきついぐらいで大丈夫です。
削るのが完了したら、削りカスを落とすことを忘れずに!
カスがくっついたままだと、付けた穂先が外れやすくなってしまうので。
次に、穂先の先端からガイドの半分くらいに接着材を塗り、ガイドを穂先に取り付けます。
この時に全部を塗らない理由としては、あまり接着材を塗りすぎると接合部分からはみ出してしまい、余分な対応が必要になります。
またガイドを取り付ける時に、ガイドの向きに注意してください。一度くっつけた後にズレに気づくとまた同じ作業のやり直しです。。。
完成
うーーん、穂先だけを詰めたので全体のバランスが悪い(笑)
本当は第2ガイドとかも力の分散を考え下にずらした方がいいみたいですが、壊れているところでもないので下手に触るのは怖いのでそのままにしました(笑)
見た感じは問題なさそうですが、実際に直っているかは近いうちに釣りにって確認してきます!
2019/10/25 追記
「直したロッドでイカを釣ってきた!in 那覇」にて、こちらのロッドでイカを釣りました!
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